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RAID5運用のポイント(2/2)

RAID5運用のポイントの続きを見ていきましょう。


【RAID5のリビルト作業ではバックアップの準備が命綱】

バックアップの確認をリビルト作業開始前に必ずしましょう。

RAID5においては、リビルト作業に失敗すると全てのデータが失われます。
従って、RAID5のリビルト作業ではバックアップの準備が必須となります。

この危険度は、
・ストレージ容量が大きければ大きいほど、
・ディスク本数が多ければ多いほど、
・システムが古ければ古いほど
高くなります。

冗長性を損失した状態でRAIDアレイ全体を読み書きするRAID5のリビルト作業は、隠れていたディスクの障害に遭遇する危険があり、そうなると全データが消失してしまいます。
リスクヘッジのためにもバックアップは必須となります。


【RAID5の運用においてはディスクトラブルの早期発見が重要】

何度も言及しているとおり、RAID5ではディスクにトラブルが発生した直後からの迅速な対応が重要です。

仮に、ディスクトラブルに気づかずに継続利用すると、次のディスクトラブルで全データの消失や突発的なシステムの停止が発生してしまします。これを防ぐためにも、障害通知機能を活用したりしてディスクトラブルの早期発見ができる仕組みを構築しておきましょう。


【RAID5の自動リビルドの持つリスク】

RAID5は自動リビルトが可能ですが、この設定はリスクの高い設定でもあります。

ホットスペアディスクによる自動リビルトを設定しておけば、ディスクのトラブルが検出されると自動的にホットスペアディスクがRAID5に組み込まれリビルト作業が開始されます。リビルトが完了すると、RAID5の冗長性は復活し、トラブルが発生したディスクはRAID5から分離され交換されるのを待っています。

便利そうに見えるこの機能ですが、実はリスクの高い設定です。

○RAID5の自動リビルトリスク1:バックアップ
自動リビルトの場合、リビルドを開始する直前にバックアップの同期は取れません。
従って、リビルド中に次のディスクにトラブルが発生すると最後のバックアップ以降のデータは失われます。
また、バックアップを取っていない場合は、バックアップ無しでリビルドが行われることとなります。

○RAID5の自動リビルトリスク2: 過大な負荷
自動連続運転がデフォルトのため、ファイルサーバに連続負荷がかかります。
もし、ここで自動リビルドが開始されても、クラスタへ通知されなければファイルサーバへの連続負荷は止まりません。従って、ファイルサーバは「自動リビルドの負荷+通常の負荷」が集中する高負荷の状態に陥ります。高負荷状態では小さなトラブルが連鎖反応を起こすことがあり危険性が高まります。


【HDD容量の巨大化によるRAID5のメリットが低下】

最近ではHDD容量が巨大化し、しかも安価なため、RAID5のメリットが消失しつつあります。

実際の運用で使い易いのは、2テラバイト(TB)程度のサイズです。
最近では1TBのHDDが普通に安価に市販されています。
この1TBディスクを用いて2TBのRAID5ボリュームとスペアディスクを構成する場合、4個のディスクが必要となります。
しかし、1TBのディスクが4個あるなら、RAID5より、RAID10(1+0)を構成してしまった方が良いです。
さらにディスクをもう1本追加できるなら、RAID10+ホットスペアディスクの構成が実現可能となります。
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